北朝鮮が11月にソウルで開かれるG20サミットを阻害するために、国防委員会が主導で対策会議を開いたとラジオ・フリー・アジア（RFA）が22日、伝えた。

RFAは党代表者会に参加するために平壌に滞在中の消息筋が「9月初めに国防委がサミットを阻害する目的で緊急会議を秘密裏に開いた」との情報を脱北除隊軍人団体の北朝鮮人民解放戦線に伝えたと報道した。

同消息筋は「国防委は、G20サミットを北朝鮮が国際的な孤立・圧殺を行う為に世界金融列強の『政治謀略会議』と規定し、これを阻止するための具体的対応策が議論された」と話した。

また、この会議で韓国に対し安保不安を持続的に助長し、北朝鮮関連団体らはG20反対デモを支持するなどの対策が議論されたとし、金正日の委任によりキム・ジョンウンが直接会議を主導したと伝えた。

会議には労働党統一戦線部、祖国平和統一委員会、人民武力部偵察総局、国家安全保衛部などの対南機高轤ｪ参加したとRFAは付け加えた。

RFAはまた、平安北道の他の消息筋を引用、「9月上旬に開く予定った党代表者会に参加するために平壌に滞在中の代表者らが、会議延期のために待機中の中で国内外情勢に対して学習を行ったが、ほとんどがG20に否定的な内容だった」と付け加えた。