労働党代表者会が28日に平壌で開かれるのと関連し、英メディアらは22日（現地時間）、地球上で最も秘密の独裁国家の分岐点になると解説した。

ファイナンシャルタイムズ（FT）は「今回の継承は金正日が徐々に権力を受け継いだのとは大きな差がある」と伝えた。

金正日は、金日成が1994年に死亡する20年前の1970年代中盤から「党の中心」と呼ばれ指導者と認定されていたが、病に苦しむ金正日に長い時間が残っていると考える人はいない。

金正日は政権内に自身の側近を作り核心勢力を構築する20年の時間が与えられたが、彼の息子ははるかに急な道を駆け上がらなければならないと同紙は予想した。

ガーディアン紙も論評で、党代表者会を通じて「重大な瞬間が訪れており、これは北朝鮮の孤立を終焉させる契機になることができる」と分析した。

「今回の代表者会を通じキム・ジョンウンに重要な民間の職位と軍事職位を付与することで、遅くとも2012年までに後継者とするだろう」との専門家らの分析を伝えた。

「この様な動きから、金正日が非常に病弱した状態だと自らが認めている事だ」とし、金正日の妹の金敬姫が甥を押し潰そうとしているとの推測もある。

テレグラフはこの日の記事で「来週の代表者会でキム・ジョンウンが次期指導者に指名される事以外には何も無い。既定事実だ」と断定した。

「北がG20サミットに先立ち新たな軍事作戦を展開するとの推測があるが、中国の総理が韓国の海産物で食事をする間は、軍事作戦を展開することができないだろう」と強調した。