北朝鮮の平壌で21日、山林復旧および国土環境保護部門の活動家会議が開かれた。朝鮮中央通信が伝えた。

同通信によると、会議には「朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員である朴奉珠(パク・ポンジュ)内閣総理や呉秀容(オ・スヨン)党政治局委員など幹部をはじめ、省、中央機関、道、市、郡の山林復旧および国土環境保護部門の職員」が参加した。また、「朴永植(パク・ヨンシク)人民武力相などの武力機関の職員」も参加したという。

北朝鮮の山々を覆っていた豊富な樹木は、1990年代後半の「苦難の行軍」と呼ばれる食糧・経済危機において、燃料や外貨稼ぎの手段として無秩序に伐採された。そこに貧しい庶民が自家用の畑を作り、木の無い山々が急増した。

2017年に世界農業機構(FAO)が明らかにしたところによると、北朝鮮の山林は1990年以降、25%が消失したという。

樹木のない山は水を蓄えることができず、度重なる水害の原因ともなっている。金正恩氏はこれを改善するための植林活動を「山林復旧戦闘」と名付け、毎年のように「新年の辞」で言及するなど、直々に指示してきた。

同通信によると今回の会議では「山林復旧作業の第1段階課題の遂行状況と昨年の国土管理総動員活動における成果と教訓が分析、総括」された。

その上で、「今年の活動においてさらなる成果を収めるための対策的問題が討議された」とした。