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北朝鮮の内閣機関紙・民主朝鮮は21日、竹島(独島)問題をめぐり日本と韓国を非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、竹島が描かれた統一旗を使用するのは「誰も侵害することのできない朝鮮民族の自主的権利」であると主張した。

国際オリンピック委員会(IOC)は、政治的紛争を避けるために統一旗に竹島を載せない方針を決定し、韓国政府もこれに従った。

こうした動きに対して論評は、「IOCがわれわれの原則的要求にあくまでも顔を背けたのはその背後で悪らつに策動した日本反動層のためである」と指摘した。

また、「日本の反動層が独島が表記された統一旗使用を各方面から妨げていることには、朝鮮半島の情勢が緩和されれば軍国主義の野望を実現するための布石を敷こうとしていた自分らの計画が水泡に帰するのを防ごうとする腹黒い下心が潜んでいる」と述べた。

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さらに、「口先では『独島領有権主張』を唱えながらも、実際には政治いびつにすぎない日本の機嫌を取るべき南側の態度は全朝鮮民族に失望を与えている」と韓国政府を非難した。

その上で、「南側は、気を確かに持って民族の自主権と尊厳を守るために自分の声を出さなければならず、独島が表記された統一旗使用問題にせん越に介入する外部勢力の干渉を断固と排撃すべきである」と主張した。