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2010年の在中脱北者数は1万5千〜2万人程度だと推定される。また、脱北女性と中国人男性との間に生まれた子供の数は、中国国内に15000〜25000人程度がいると推定される。中国に滞在している脱北者の急減に加え、2002年以降は中国政府による大々的な取り締まりも行われていない為、逮捕・送還される脱北者も激減した。

2009年に逮捕・送還された脱北者数は100〜400人以下と思われる。逮捕・送還の人数が重要ではなく、強制送還自体が重要な人権問題であることに明らかだが、問題の深刻さは過去と比べて和らいだといえる。この様な状況で在中脱北者がの目の当たりにする問題は、脱北女性問題とその女性と中国人男性の間に生まれた子供の問題がある。

身分証を購入、ニセ中国人として生活

脱北女性の場合、合法的な身分ではない為に様々な困難に晒されている。数社の報道では、脱北女性に合法的な身分証を発行したとの内容があったが実際には確認されていない。

特に、北朝鮮政府の新たな指針の提示、中国政府が脱北女性問題を解決の努力を行う可能性は低い。このような状況な為、法的な身分の不安定性と結婚の強制、売買婚などは多くの脱北女性に否定的な影響を与えている。また、多くの脱北女性は経済、身体、精神的な問題を抱えた中国人男性に売られて行き、経済、精神的な苦痛に悩まされている。

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また、中国人男性との間に生まれた子供の問題も解決しなければならない。中国の国籍法によると、両親中一人でも中国人であれば生まれた子供は中国国籍を得ることができるとなっているが、実際に戸籍を得る為には両親の身元の確認書類が必要となる。

脱北女性を母として生まれた子供は、正常な方法での戸籍の取得が難しく、父方だけの戸籍にのみ記載する方式で戸籍に入るという。

脱北女性と中国人男性の間に生まれた子供の90%以上は、このような便法で約500〜2000人民元の罰金を支払い戸籍を得ている。戸籍を取得できないケースは、経済事情によって罰金を払えないケースや、両親の無関心と無知によって取得できないケースがある。

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この問題で解決しなければならない点は、大きく分けて2つ。1つ目は母親の不在、または母親の身分が不法であるという点が子供の成長に及ぼす否定的な影響への対処。2つ目は結婚相手の中国人男性の多くが経済的に貧しい、身体、精神的な問題を抱えているケースが多く、生活・教育環境が劣悪だという点。

彼らに対する韓国政府の関心と努力が切実

北朝鮮内部の急激な変化と外部環境の変化なしでは、中国に滞在する脱北者の数は変わらないだろう。

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中国東北3省に居住する脱北女性、子供の問題と関連した中国政府の前向きな政策が出されるとは思えない。絶対数が少なく対策を立てるほどに切迫した問題でもないと考えているからだ。

この様な状況で韓国政府が手を拱くのではなく、脱北女性とその子供達が生活する地域を中心に、農村地域の開発支援や経済的な問題を抱えている子供に対する奨学事業などを行うのも良い方法であろう。

常任理事国であり様々な国際規約を締結している中国の責任を追求する事も継続的に行う必要はあるが、この問題を解決するには民間団体を活用した韓国政府の静かな保護努力が最も効果的であると考える。