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朝鮮労働党が44年ぶりに召集を控えている労働党代表者会を控え、直営教育機関の金日成放送大学のホームページに「首領の後継者を正しく選び唯一領導体系を確立すべきだ」という内容の社説が掲載され、注目を浴びている。

金日成放送大学は、祖国平和統一委員会が運営しているサイト「我が民族同士」の様な対韓国向けの放送機関であると言われている。

金日成放送大学のホームページ「我が民族講堂」に15日、「首領の後継者問題の解決において何が重要なのか」というタイトルで、A4の2枚程度の内容の社説が掲載された。

この内容は、「首領後継者の唯一領導体系を徹底的に確立する事は、政治的な首領の領導的地位と役割を継承する後継者問題を解決し、首領の偉業を引き継ぎ完成させるために必須な担保だ」と言い、ジョンウンの後継継承に対する当為性を迂回的に強調した。

「唯一領導体系を確立出来ないのならば、準備が整った人物といえど、長期に渡る苦痛と曲折を経験するだろう。後継者の唯一領導体系を徹底的に確立できなければ、後継者問題を解決できない」とし、後継者中心の唯一領導体系の確立を再度強調した。

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後継者の資格要件について「革命と建設で果たした業績と貢献で、人民の中で絶対的な権威と威信を持った傑出した指導者を後継者に推戴すべきだ。革命の代が変わる時期に後継者を正しく立てれば、首領の革命偉業を継承・発展させることができるが、後継者を間違うと政治的な野心家、陰謀家によって党と国の最高権力が奪われる」と警告した。

労働党機関紙も労働新聞も前日の14日付の1面社説で、党中心の「唯一領導体系」の確立を促した。