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北朝鮮の朝鮮中央通信は13日、トランプ米政権が2日に公表した「核態勢の見直し(NPR)」を非難する論評を配信した。

トランプ米政権が公表したNPRは、核巡航ミサイルなど新兵器開発を打ち出し、通常兵器による攻撃にも核で報復する可能性を記した。

論評は、NPRが「自国と友邦国に対する北朝鮮の核攻撃を絶対に許さない、核兵器を使用して生存できる場合はない、北朝鮮のいかなる攻撃も『政権の終えん』につながると言い触らしている」とし、「朝鮮半島をはじめ世界を相手に核先制攻撃も辞さないというごろつき国家の露骨な宣戦布告である」と非難した。

また、「世界最大のホットスポットである朝鮮半島で核兵器をまるで通常兵器のように振り回すということこそ、新たな熱核大戦の開始を宣布したこと同様である」と述べた。

さらに、「NPRとは絶対的な核優位に基づいて世界制覇野望をなんとしても実現しようとする米国の腹黒い下心をありのままさらけ出した『核先制攻撃命令書』『核戦争指令書』に他ならない」と非難した。

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つづけて、「米国は、核兵器を使用して生存できる場合はないという自分らの妄言が核の眩暈症に陥って無分別にのさばる自分の帝国に切実に当てはまるということをつねに銘記すべきである」と強調した。

その上で、「火を好む者は焼け死にするものであり、米国が暴悪の核に執着するほど『唯一超大国』の安保と未来はいっそう危なくなるだけである」と忠告した。