北朝鮮の朝鮮中央通信は9日、韓国の江陵(カンヌン)市で三池淵(サムジヨン)管弦楽団の初公演が8日に行われと伝えた。三池淵管弦楽団は韓国で開かれる平昌(ピョンチャン)冬季五輪に合わせて韓国を訪れている。11日にはソウルで公演を行う予定だ。

同通信は、韓国の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一相、秋美愛(チュ・ミエ)共に民主党代表、崔文洵(チェ・ムンスン)江原道知事らと、北朝鮮のクォン・ヒョクポン氏、三池淵管弦楽団の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長が公演を観覧したと報じた。

公演では「ようこそ」「白雪よ 降れ」「わが国がいちばんだ」「明星」「アリラン」などの演目や数曲の韓国歌謡が披露された。

同通信は、三池淵管弦楽団が「五千年の悠久な歴史と燦爛たる文化を誇る、英知に富む朝鮮民族の音楽的情緒を豊かな声量と巧みな演奏技巧でよく見せた」と評した。

また、観客は韓国歌謡に「熱烈な拍手喝采を送りながら興奮した気持ちを禁じえなかった」と述べた。

その上で、同通信は「祖国統一を早めるという同胞の意志がこもった女声3重唱『白頭と漢拏はわが祖国』、終曲『われらの願いは統一』『また会いましょう』で公演の最後を飾った」と伝えた。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

わが芸術団が南朝鮮の江陵で祝賀公演

【平壌2月9日発朝鮮中央通信】わが芸術団が第23回冬季オリンピックの開幕を控えて8日、南朝鮮の江陵で祝賀公演の初の幕を上げた。

公演の場所はわが芸術団の祝賀公演を鑑賞するために南朝鮮の各地から集まってきた数多くの観客で超満員を成した。

統一部長官の趙明均、共に民主党代表の秋美愛、南江原道知事のチェ・ムンスンなど南側の人士と南朝鮮の同胞らが公演を鑑賞した。

クォン・ヒョッポン、玄松月の両氏をはじめわが芸術団の主要メンバーが南側の人士と公演を共に観た。

序曲「ようこそ」「白雪よ 降れ」から始まった公演の舞台には、軽音楽「わが国がいちばんだ」、弦楽合奏と女声独唱「明星」など多彩なレパートリーが上がった。

出演者は、五千年の悠久な歴史と燦爛(さんらん)たる文化を誇る、英知に富む朝鮮民族の音楽的情緒を豊かな声量と巧みな演奏技巧でよく見せた。

わが芸能人らは、管弦楽「親しい旋律」で「アリラン」をはじめとする世界名曲を立派に形象化した。

また、数曲の南朝鮮歌謡も舞台に上げた。

民族的色彩が濃くて特色ある芸術の世界に心酔した観客は、演目が変わるごとに歓呼を上げ、熱烈な拍手喝采を送りながら興奮した気持ちを禁じえなかった。

出演者は、朝鮮民族同士が力を合わせて分裂の悲劇に一日も早く終止符を打ち、祖国統一を早めるという同胞の意志がこもった女声3重唱「白頭と漢拏はわが祖国」、終曲「われらの願いは統一」「また会いましょう」で公演の最後を飾った。

公演は、観客の絶賛の中で行われた。---

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