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北朝鮮の金正恩党委員長が8日、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)創立70周年を記念する閲兵式で祝賀演説を行った。朝鮮中央通信が9日、伝えた。

金正恩氏は演説で「金日成主席が正規的革命武力である朝鮮人民軍を創立した2月8日は朝鮮人民革命軍を創立した4月25日と共に革命武力の建設とチュチェ革命偉業の遂行で画期的意義を持つ歴史的な日である」と強調した。

つづけて、「朝鮮人民軍は、朝鮮人民革命軍の百折不撓の革命精神と豊かな闘争経験、霊妙な戦法を受け継いだ、名実ともに抗日の伝統を継承した革命軍隊である」と述べた。

また、「人民軍は、朝鮮労働党の指導に限りなく忠実でなければならない。人民軍は、朝鮮労働党に運命の血筋を引いて党中央委員会を武装で守る第一の決死隊、第一の近衛隊にならなければならない」とし、北朝鮮軍が党軍であることを強調した。

さらに、「米国とその追随勢力が朝鮮半島の周辺で騒々しく振舞っている現情勢の下、人民軍は高度の臨戦状態を維持し、戦いの準備にいっそう拍車をかけなければならない」と、米国との対決姿勢を示した。

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その上で、「米国の対朝鮮敵視政策が続く限り、祖国と人民を守り、平和を守護する強力な霊剣としての人民軍の使命は絶対に変わらないと述べ、最後の勝利は革命の銃剣をしっかりとらえた朝鮮労働党と人民にある」と語った。