北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は1日、南北対話が進む中、米国が「朝鮮半島地域に大規模の武力を移動させている」と非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。
米軍は、韓国で来月9日から開かれる平昌(ピョンチャン)冬季五輪期間中に原子力空母「カール・ビンソン」を朝鮮半島周辺に展開すると発表している。同紙は先月25日にも、米軍の動きを非難していた。
論評は、米国は「核戦争の雲を引き寄せることによって、自分らこそこの地球上に存在してはならない平和の極悪な敵、戦争狂であることを自らさらけ出した」と指摘した。