北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は28日、署名入りの論評で「反統一勢力の犯罪的妄動」を粉砕しなければならないと主張した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

現在、北朝鮮と韓国が進めている南北対話に、慎重な姿勢を示す日米韓の勢力を非難した。

論評は、日米の「反動層」と、韓国の「反統一対決狂」が、「朝鮮半島の情勢緩和推移を不安な視線で見守って、それになんとしても邪魔をして自分らの不純な野望を実現しようとのさばっている」と指摘した。

また、「北南関係を改善し、自主統一の新たな局面を開いていくのは同胞の志向、時代の要請である」と強調した。

さらに、南北対話が進んでいるのは「われわれの新たな北南関係改善の方針がもたらした現実である」と述べた。

その上で、「北・南・海外の全同胞は、北南関係の改善を阻み、反共和国圧殺野望を実現しようとする内外の反統一勢力の犯罪的妄動を民族の団結した力で断固と粉砕して、民族自主の旗印を高く掲げて祖国統一の前途を力強く開くべきであろう」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 反統一勢力の挑戦を粉砕すべきだ

【平壌1月28日発朝鮮中央通信】28日付の「労働新聞」は署名入りの論説で、米国と日本の反動層、南朝鮮の反統一対決狂はわれわれの主動的で誠意ある努力によってもたらされている朝鮮半島の情勢緩和推移を不安な視線で見守って、それになんとしても邪魔をして自分らの不純な野望を実現しようとのさばっていると資料を挙げて暴いた。

同紙は、われわれの北南関係の改善努力が続くほど、それに挑戦して大勢の流れを防ぎ、反共和国圧殺の悪巧みを実現しようとする内外の反統一勢力の策動はより悪らつになっているとし、次のように強調した。

北南関係を改善し、自主統一の新たな局面を開いていくのは同胞の志向、時代の要請である。

こんにちの北南関係の現実は、われわれの新たな北南関係改善方針の正当性と生命力をはっきり立証している。

内外の反統一勢力の策動によって長い間閉ざされていた北南間の対話と接触、往来の道が開かれ、朝鮮半島に緊張緩和の機運が現れたのは、われわれの新たな北南関係改善の方針がもたらした現実である。

北と南は、困難な環境の中で立派に踏み出した第一歩を十歩、百歩に継いで関係改善の広い道を切り開かなければならない。

北南関係改善の時代の流れに逆行し、この地にまたもや対決の狂風を巻き起こそうと無分別に狂奔する内外の反統一勢力の策動は、わが同胞のこみ上げる憎悪と憤激をかき立てている。

北・南・海外の全同胞は、北南関係の改善を阻み、反共和国圧殺野望を実現しようとする内外の反統一勢力の犯罪的妄動を民族の団結した力で断固と粉砕して、民族自主の旗印を高く掲げて祖国統一の前途を力強く開くべきであろう。---

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