北朝鮮の対韓国宣伝団体である朝鮮平和擁護全国民族委員会のスポークスマンは28日、米国が「核戦争の威嚇と恐喝を加えている」と非難する談話を発表した。

談話は、在韓米軍が1958年1月に、核弾頭を装着できる地対地ミサイル「オネスト・ジョン」を配備した時から「朝鮮半島は米国の核火薬庫、核戦争の発祥地に転落し、朝鮮民族は暴悪の核を振り回す米国によって恒常的な核戦争の危険にさらされるようになった」と指摘した。

また、南北対話が進んでいる状況でも、米国は「膨大な核戦争手段を南朝鮮とその周辺に送り込んでわが民族に絶えず核戦争の威嚇と恐喝を加えている」と非難した。

さらに、トランプ米政権が2月にも発表する核戦略の中期指針「核体制の見直し(NPR)」に、北朝鮮を「潜在的な核威嚇国家」に指定し、「核兵器で先制攻撃する内容まで明記しようとしている」と述べた。

つづけて、米国に対して「核のこん棒を振り回してわれわれに一方的な威嚇を加えていた時代は永遠に終わったということを直視し、軽挙妄動してはならない」と忠告した。

その上で、「北・南・海外の全同胞は神聖な領土に核の雲をもたらす米国の北侵核戦争策動に反対、排撃し、南朝鮮から米国の核装備と侵略武力を撤退させるための反米・反戦闘争をいっそう果敢に展開していくべきであろう」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

平和擁護民族委代弁人 全民族の団結した力で米国の核戦争策動を断固と粉砕しよう

【平壌1月28日発朝鮮中央通信】朝鮮平和擁護全国民族委員会のスポークスマンは、米国が南朝鮮に対する核兵器の搬入を公布した時から60年になることに関連して28日、談話を発表した。

米国は1958年1月29日、南朝鮮に核兵器を搬入したということを公式に発表し、それに続いて搬入した原子砲と「オネスト・ジョン」核ミサイルをはじめとする核兵器を露骨に公開した。

談話は、この時から非核地帯であった朝鮮半島は米国の核火薬庫、核戦争の発祥地に転落し、朝鮮民族は暴悪の核を振り回す米国によって恒常的な核戦争の危険にさらされるようになったとし、次のように指摘した。

われわれの主動的な措置と誠意ある努力によって、朝鮮半島に民族的和解と団結、緊張緩和の機運が高まっているこの時刻も、米国は原子力空母打撃団と核戦略爆撃機をはじめ膨大な核戦争手段を南朝鮮とその周辺に送り込んでわが民族に絶えず核戦争の威嚇と恐喝を加えている。

看過できないのは、米国が2月初め頃に発表する「2018核態勢の見直し(NPR)」にわれわれを「潜在的な核威嚇国家」に指定し、核兵器で先制攻撃する内容まで明記しようとしていることである。

談話は、過去の60年は南朝鮮を地球上で最も危険極まりない世界最大の核兵器庫、核戦争の発祥地に転落させ、核でもってわが民族の運命を絶え間なく脅かしてきた憎らしい侵略と犯罪の歴史であると暴露した。

談話は、米国は核のこん棒を振り回してわれわれに一方的な威嚇を加えていた時代は永遠に終わったということを直視し、軽挙妄動してはならないと指摘した。

また、南朝鮮当局は、神聖な領土を血で染める米核戦略資産と侵略武力を引き入れてはならず、米国との核戦争演習騒動を中止して緊張緩和のためのわれわれの誠意ある努力に応じるべきであろうと明らかにした。

そして、北・南・海外の全同胞は神聖な領土に核の雲をもたらす米国の北侵核戦争策動に反対、排撃し、南朝鮮から米国の核装備と侵略武力を撤退させるための反米・反戦闘争をいっそう果敢に展開していくべきであろうと強調した。---

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