翌年からはコメのカンジョンではなくエゴマのカンジョンをお菓子セットに入れることにしたというのだ。贈る相手が老人ならまだしも、中国製のスナック菓子に慣れた北朝鮮の子どもたちの好みに合っているとは言い難い。
当局は、昨年の太陽節(金日成氏の生誕記念日)に配ったお菓子セットに、漢方薬ゼリーを入れたことで大ブーイングを受けたが、子どもたちの好みへの関心のなさが表れた「オヤジ的」なチョイスと言えよう。
(関連記事:金正恩氏が配る激マズ「ミサイルお菓子」に子供たちから悲鳴)エゴマのカンジョンは、子どもだけではなく大人からも大不評だ。咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋はそのワケを説明した。