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大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の「2016年北朝鮮対外貿易動向」によると、北朝鮮の貿易の対中国依存度は2014年は90.2%、2015年は91.3%、2016年には92.5%に達しており、3年連続9割を超えている。

国内市場で流通する商品について統計は存在しないが、9割が中国製と言われている。生鮮食料品は国内産が比較的多いものの、穀物、果物、野菜、卵、日用品でも文房具や化粧品、電化製品に至るまでありとあらゆるものが中国製だ。

北朝鮮当局が「風紀びん乱物品」を見なし、輸入を厳しく禁止しているコンドームも、ほとんどが中国製である。

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金正恩党委員長は2015年の「新年の辞」で、「すべての工場、企業所が輸入病(何でもかんでも輸入に頼る傾向)をなくし原料、資材、設備の国産化を実現するための闘争を力強く繰り広げ、党の掲げた典型単位に学び自らの姿を一新させねばなりません」と、輸入依存から抜け出すことを強く訴えている。