北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は17日、「南朝鮮執権者」としながら韓国の文在寅大統領を非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。
文氏は10日の新年記者会見で、南北会談が実現するうえにおいてトランプ米大統領の役割が非常に大きかったと評価しながら「感謝したい」と述べた。また、「南北関係の改善と北の核問題の解決は切り離して考えられる問題ではない」と語った。
これに対し論評は、文氏が「間抜けなたわごとを並べ立てた」「対話の相手の言葉だとはとうてい信じがたいほどの悪態、理不尽な発言だ」と述べた。