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今回の4泊5日の訪中で11人の北朝鮮の主要幹部が遂行した。

今月30日の朝鮮中央通信などの報道によれば、今回の訪中随行団には軍からは金英春国防委員会副委員長兼人民武力部長、労働党からはキム・ギナム書記、張成沢、ホン・ャLョン、金永一、キム・ヤンゴン、テ・ジョンス部長、道党書記のチェ・リョン年(黄海北道)、キム・ピョンヘ(平安北道)、パク・ドチュン(慈江道)道党責任書記らで構成された。

北朝鮮メディアが党部長と紹介するなど公式的な序列では低い方だが、今後のキム・ジョンウン後継体制を主導していくと推定される張成沢に注目が集まっている。

張成沢は5月の金正日の訪中に初めて同行した後、6月に国防委副委員長に電撃的に抜擢された。金正日の妹婿でロイヤルファミリーという身分、党と軍の全ての要職を引き受けることになった。

特に金正日の臥病後、公開活動が増加し今年上半期の金正日の現地指導の遂行回数で2位を記録するほどになった。金正日妹で妻のキム・ギョンヒ党軽工業部長の地位も考慮すれば、この夫婦はキム・ジョンウン後継を支える事が出来る唯一の家族だ。

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張成沢の同行を通じて3代後継の不安感を払拭し、北朝鮮の内部体制の安全性を中国にアピールする金正日の思惑が感じられる。

北朝鮮軍部で中国通と言われている金英春は、これまでの6回の訪中で5回を遂行する記録を持っている。中朝同盟の本質が軍事同盟であるだけに、軍の親善を強調するために同行したと見られる。しかし、今回は中国側に軍首脳部が含まれなかった。

6者会談および対米外交の実務策のるカン・ソクチュも訪中の随行を5回行っている。これまでの訪中が6者会談などの重要な時期とリンクしていた点から、今回の首脳会談で6者会談の早期再開に合意するに至るまでの彼の実務的な役割が大きかったと分析される。

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キム・ギナム党書記は、外資誘致窓口の朝鮮大豊国際投資グループの初代理事長として同行したと思われる。米国の追加金融制裁行政措置のを考慮し、これと関連した包括的な調整を引き受けている可能性が高い。中国へ経済支援や大規模な投資を要請する一方で、大豊グループ口座に偽装されている労働党39号室の中国系の銀行口座が、米国の金融制裁から安全に守られる為の下準備を行った可能性も考えられる。

テ・スジョンとホン・ャLョンは咸鏡南道と咸鏡北道の党責任書記で、6、7月に党部長に抜擢された人物で中朝経済協力の実務者だと思われる。中国の長吉図(長春°g林%、満江)開放先導区建設との提携によって、羅先地域の開発のピッチを上げる為の経済協力の議論を行ったと思われる。

黄海北道責任書記のチェ・リョンヘは、金日成パルチザン1世代の父チェ・ヒョンが金正日が叔父のキム・ヨンジュとの後継争いを行っていた際に金正日を推薦した功が認められ、今でも金正日の最側近となっている。1998年の社労青(現在は金日成社会主義青年同盟)不正事件で一時的に更迭されたが、2007年には第2次南北首脳会談で当時の盧武鉉大統領を出迎えに開城に赴くほど、金正日の寵愛を受けている。