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南朝鮮当局者の新年の記者会見の発言が、上司の不便なこの心気を意識したお粗末な機嫌取りだということは言うまでもない。

内・外信が南朝鮮当局の態度は米国の気分状態を推察できるようにする風向計だと嘲笑(ちょうしょう)するのは、決して理由なきことではない。

善意には善意で、真心には真心で対するのが人間の道義である。

最悪の対決局面状態でようやく和解と関係改善の火種を生かし始めた北南当局間にはなおさらそうである。

南朝鮮当局者の態度を見れば、果たして誰が北南関係を改善して信頼を築こうという考えがいささかでもあると考えるかということである。

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むしろ、何かの成果があってこそ会談も行えるということに対して、おそらく「大統領」であるというあの人はご飯も炊かずにご飯を食べる考えだけをすると言うべきであろう。

会談をしてこそ共同声明も発表され、共同報道文も作成されるし、意を合わせた合意書も発表することができるということは一つの常識である。

誰をとわず会談も始める前に成果から考え、結果物が与えられることを願うあの人が、「大統領」が確かであるかと異口同音に言っている。

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北南関係の改善のために対座し始めたこの場で、自分の体面から重視すべきか、でなければ民族のために作り出す結果物を重視すべきか。

よい結果を作り出すには真摯(しんし)な姿勢で対座して努力すべきであって、初めから結果物があってこそ会えると言いふらしているのだから、常識外だと言わざるを得ない。