人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

金正日が26日の明け方に専用列車便で訪中を行なった事が明らかになり、関心が高まっている。

政府高位関係者は「26日の明け方訪中した兆候をキャッチした」と明らかにした。

現在、抑留中の米国人のアイジャロン・マリ・ゴメス氏の釈放に向けカーター元大統領が平壌に滞在中。それだけ今回の訪中が緊急な事態である事を示している。

現在までは、訪中の事実以外の目的やキム・ジョンウンの同行などの情報は確認されていない。

政府高位関係者は「正確な目的地や目的などは把握中」と明らかにした。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

金正日の訪中は2000年から数えて6回目だが、今年は既に5月に訪中を行なっており、3ケ月ぶりの訪中は非常に異例である。

9月の上旬に44年ぶりの党代表者会を控えており、これと関連した問題であることが考えられる。党代表者会を通じて、キム・ジョンウンが政治局常務委員に任命され後継の本格化が行われる前に、中国との最終調整を行うとの予測だ。

また、昨年の貨幣改革の後遺症と食糧難、これに加え最近の洪水被害が大きく、キム・ジョンウンの公式的な登場に障害が発生し中国へ大規模な経済支援を要請する可能性もある。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

パク・ヨンホ統一研究院専任研究員は「金正日が訪中したとすれば、現在、相当に難しい状況に置かれているということを物語っている。特に党代表者会を控え、金正日が中国指導部と後継問題で合意に達した可能性が高い」と話した。

「5月の訪中では胡錦濤国家主席が『内政および外交、国際情勢などに対する戦略的調整の強化』を提案しており、金正日が出向いて後継問題を事前に協議すると考えられる」と付け加えた。

しかし、カーター元大統領が訪朝、中国の武大偉・6者会談首席代表の訪韓などの状況下で、政治的な問題で中国を訪問した可能性は低いとの分析もある。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

中朝関係に詳しい匿名の専門家は電話インタビューで「現状で中国が金正日を呼ぶ理由は無い。政治的な理由よりも個人的な理由の可能性が高い」と話した。

「金正日の健康問題や内部の政治的な急変事態の可能性も排除することはできない」と話した。

健康悪化の場合、北京にある外国資本の病院や、保安の維持が可能な人民解放軍病院などに向かう可能性があると説明した。