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韓国紙・中央日報(電子版)は3日、韓国政府の高位関係者の話として、同政府が平昌冬季五輪の開催期間中に当たる旧正月の連休(2月15~18日)に、朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会事業を推進する計画であると伝えた。

韓国政府は、金正恩党委員長が施政方針演説「新年の辞」で南北関係の改善を打ち出したことで、北朝鮮が韓国側の呼びかけに応じ「実現する可能性は大きい」と見ているという。

韓国政府は2日、北朝鮮に対し、板門店で9日に南北高位級会談を開催することを提案している。

韓国の文在寅大統領は昨年7月6日、ドイツ・ベルリンで北朝鮮との平和的対話を掲げた「ベルリン構想」を発表し、2007年の南北首脳宣言から10周年を迎える10月4日に南北離散家族の再会行事と墓参を行うことを提案。しかし、北朝鮮はこれを拒否し続けてきた。

南北離散家族の再会事業は、2015年10月を最後に中断している。