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中国当局は遼寧省撫順に戦闘機が墜落して2日が経った19日、墜落した戦闘機が北朝鮮の戦闘機であることを確認し、墜落原因については機械の故障による墜落だと公式発表した。

中国の新華社通信はこの日、「当局の調査結果によると墜落した北朝鮮の軍用機は、機械的な故障で航路を失い国境を越えて墜落した事が確認された。そして中朝はこの問題を円満に解決することで合意した。北朝鮮は中国に謝罪の意を伝えた」と報じた。

しかし、故障の具体的な内容は公表しなかった。

消息筋によると、中国当局は軍と武装警察を100人あまりを動員し、19日午前5時頃に撫順県拉古の墜落現場で戦闘機の残骸を分解し、大型トラック3台に分けて外部に移したという。

この戦闘機は付近の瀋陽軍区所属の空軍基地に運ばれ、中国当局が墜落原因の調査を行った。

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しかし、このような中国当局の発表にもかかわらず、戦闘機の墜落原因に関する疑問はまだ残っている。

故障が原因であるのであれば、最寄の飛行場ではなく200キロも離れた場所に墜落したのかが謎のままだ。一部では、依然としてパイロットの脱北が提起されている。

続いて、領空を侵犯した戦闘機に対する中国軍の適切な対応が無かった事に対し、中国国内での批判が強まっている。

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ネットの反応は、「ポンコツの北朝鮮の戦闘機に中国の領空が穴をあけられた」、「北朝鮮の旧式戦闘機が領空を深く突き進むまで、空軍は何をしていたのか」と非難した。

また、中朝共に今回の事件で困惑をしており、今回の事件の詳細を口外しない可能性が高まっている。