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(社)北韓戦略センターが主催した『青少年が見る北朝鮮の実状と人権』というテーマのセミナーが19日、開かれた。

この日『愛の実』会館の講堂で開かれたセミナーは、1部と2部に分かれ、韓国の青少年と脱北大学生が共に北朝鮮の人権について熱く討論をした。

『なぜ青少年は北朝鮮の人権と統一に無関心なのか』というテーマで進められた1部では、ハンヨン外国語高校、テウォン外国語高校の学生らがその原因と対案について話し合った。

まず、ハンヨン外国語高校のユン・セジョン君が第1発表者として登場し、青少年の関心の対象外の原因として、「自分とは無関係だと思っている人が多く、北朝鮮に関連した話題に関心を持つこと自体が非常に稀だ。統一教育が不足しているし、関心を持ってアプローチしようとしても、窓口を探すことがとても難しい」と指摘した。

ユン君は問題の対案として、「青少年が最も親近感を持っていマスメディアを使って、統一教育を行なえば非常に効率的だと思う。北朝鮮と北朝鮮の人権に関するゲームの開発、カフェ、インターネットで話し合えるスペースうぃ設けたほうがいい」と提案した、

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テウォン外国語高校のキム・サンヒョン君は「同じ民族の問題を『私たちの話なのか、彼らの話なのか』と混同しているのが現実だ」と指摘した。

「残酷な北朝鮮の人権を沈黙している事自体が恥ずかしいことだ。朝鮮半島が統一したその日に、過酷な人権蹂躙にさらされていた北朝鮮の住民と堂々と向き合えるのか、考えるべきだ」と話した。

パネリストとして参加したテウォン外国語高校のキム・ミンジさんは、脱北青少年の教育問題について話した。

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「脱北青少年の教育は、先生一人が脱北青少年一人を扱う1:1教育が最も効果的だと思う。しかし、最適な環境を作るためには退職した元教師や、長い時間を過ごす事が出来るボランティアの助けが必要だ」と提案した。

その後に行った討論会では、テウォン外国語高校のイ・ソヨンさんが青少年の統一に対する無関心を指摘し、脱北青少年との連帯活動の必要性を主張した。

「脱北者に対する先入観があったが、実際に接してみたら全然違った。韓国人と同じだ。統一に対して深く考える人もいるし、楽しく話せる人もいた」と言い、脱北青少年に対する先入観を捨てることを訴えた。

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(社)北韓戦略センターのカン・チョラン代表はセミナーの挨拶で、「若い人が北朝鮮について本当に知らない。知ろうともしない。そういった状況で青少年たちが自らこの問題と直接向き合い、統一の方法について議論するというのは非常に意味のあることだ」と話した。