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韓国政府は22日の在外同胞政策委員会で、在日コリアンのうち「朝鮮籍」を持つ人が韓国を自由に訪問できるよう制度を改善する方針を決めた。

朝鮮籍の人が韓国を訪問するためには、同国外務省が発行する「旅行証明書」が必要だ。今後は同証明書の発給要件が緩和され、審査期間も短縮される。

聯合ニュースによれば、盧武鉉政権時代に100%近かった旅行証明書の発給率は、朴槿恵政権だった昨年、過去最低の34.6%まで低下していた。李明博・朴槿恵と続いた保守政権が朝鮮籍の人を、北朝鮮を支持・礼賛する在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)と同一視していたためという。

文在寅大統領は今年8月15日の光復節(日本による植民地支配からの解放日)の記念式典演説で、「在日同胞は国籍を問わず、人道主義の面から故郷訪問を正常化する」と表明していた。