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米国国務省のクローリ広報担当次官補は16日(現地時間)、北朝鮮に対する新しい制裁リストを間もなく発表するとした。

同次官補はこの日の定例記者会見で、新しい対北制裁と関連した進展に対する質問に、「無いが、間もなく出る」と話した。

対北制裁の発表の遅延原因について北朝鮮に抑留中の米国人のアイジャロン・マーリ・ゴメス(Aijalon Mahli Gomes)氏との関連に対する質問には、「関係ない」と否認した。「発浮ェ遅れているのは、米国の官僚主義のせいだと思う」と応えた。

対北制裁の発表の遅れは、制裁リストの作成に時間を要し、夏休みも重なったからだと思われる。

同次官補はまた、北朝鮮に抑留中のゴメス氏の健康状態の確認に向け、領事を担当する関係者と2人の医師、通訳などの4人で構成された国務省訪朝チームがワシントンを出発、北京を経由で9〜11日までの訪朝を行なったと明かした。

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「今回の訪問は、単純にゴメス氏の健康と安全を懸念したからだ。我々はゴメス氏を訪問の許可を求め、北朝鮮から許可が下りた」と言い、米国の要請によって訪朝が行われたことがわかった。

「釈放に向け北朝鮮と対話を続ける。人道的レベルでの釈放が行われるように、我々ができることについて北朝鮮と対話を続ける」と話した。

米国がゴメス氏の釈放と関連して、北朝鮮との対話の意志を再度強調しており、近いうちに米国の高官が訪朝するとの予想も浮上している。昨年の女性記者抑留事件の際にもクリントン元大統領が訪朝して電撃的に解決した。

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現在の米国政府は、ソン・キム6カ国協議特使などが米朝のニューヨークチャンネルを通じてゴメス氏の釈放問題で北朝鮮と接触を続けていると知られている。