北朝鮮外務省の米国研究所の公報室長が20日、同国が生物化学兵器を開発しているという疑惑をめぐり、米国が「根拠のない世論を流している」と非難する談話を発表した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。
トランプ米大統領が18日に発表した米国の安全保障戦略は、北朝鮮の核ミサイル開発に加えて、生物化学兵器開発の危険性も指摘している。
談話は、「米国という国自体が謀略とねつ造、虚偽と欺まんでいっぱいな悪の帝国である。ありもしない『大量殺りく兵器保有』と『化学兵器使用』をでっち上げて主権国家を軍事的に侵略し、白昼に巡航ミサイル打撃もためらわない国がまさに、米国である」と指摘した。