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北朝鮮の朝鮮中央通信は19日に配信した論評で、トランプ米政権が「非致死性兵器を使用した『人道的な戦争』」を行おうとしていると非難した。

論評は、「去る8月、ホワイトハウスは朝鮮の核兵器を無力化するために試験中のマイクロ波兵器の使用問題を討議した」という米メディアの報道を引用し、米空軍研究所の報道官が、北朝鮮との戦争が起きた場合、「この兵器を利用してロケットが発射されないように電子回路装置をかく乱させるとし、それが強力な爆弾攻撃も要せず、敵側で一人の人命損失もない」と強調したことに言及した。

これに対して、「米本土全域を打撃できる朝鮮の大陸間弾道ロケットを優に発射地点で掃滅できるということであり、次に、米国が非致死性兵器を使用した『人道的な戦争』を行おうとするということである」と指摘した。

また、「いまも誇大妄想に捕われて軍事的選択に期待をかけるトランプ行政府と軍部の戦争狂をして頭を悩ませている」とし、「なんとしても国内外の反戦機運を和らげ、対朝鮮侵略戦争策動を合理化するために考案したのがまさに、非致死性兵器開発説である」と述べた。

さらに、「とんでもない第2の朝鮮戦争、世界的な熱核戦争の安全性、道徳性を内外に認識させて侵略戦争の挑発を容易にしようというたわごと以外に何物でもない」と非難した。

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その上で、「ただ新たな戦争挑発にだけ狂奔し、さまざまな権謀術数を作り出す米国こそ、世界の平和と安全のかく乱者、破壊者である。米国の行為は、われわれの戦争抑止力強化の必然性と正当性を再び反証するだけである」と主張した。