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アメリカが北朝鮮の核実験以後、韓国に戦術核兵器を再配置する問題を、内部的に検討したことが明かされたと中央日報が15日、報道した。

アメリカの朝鮮半島専門家であるジョンス・ホプキンズ大(SAIS)所属、韓米研究所のドン・オバドファー理事長は最近ワシントンで、“アメリカは去年、韓国に対する核の傘を強化するために、戦術核兵器を再配置する問題を、内部的に検討した”と語ったと伝えられた。

アメリカがどのような結論を下したのかは知らされなかったが、核兵器の再配置を検討したという事実が伝えられるのは今回が初めてだ。アメリカは北朝鮮の核実験で破壊された南北軍事力均衡を維持するために、戦術核兵器の再配置を検討したと思われる。現在、北朝鮮は核兵器を確保したが、韓国は射程距離300km未満のミサイルだけを保有した状態だ。

アメリカは1960年代から韓国のグンサン基地等に、200から 1000以上の戦術核兵器を配置したが、1991年12月、南北が非核化共同宣言を発表したことにより、すべての核兵器を撤収した。

一方、昨年10月の北朝鮮の核実験直後、14人の前職国防相とパク・セジク郷軍会長、キム・サンテ、ソンE会長など、軍の元老17人が韓国政府に対し、戦術用の核を再配置するようにアメリカに要請しなければならないと主張した。

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当時、彼らは“北朝鮮の核武装で南北朝鮮の軍事力の均衡は決定的に崩壊して、北朝鮮の核の恐喝に身動きできずに引きずられなければならない立場”と言い、“戦術用の核を再配置するようにアメリカと直ちに協議しなければならない”と主張した。