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ハンナラ党 のイ・ギュテク議員が、政府が金正日の答礼訪問を前提に北側と接触し、10月末頃に金正日総書記が済州島を答礼訪問して、首脳会談を行うという情報があると主張した。

イ議員は10日、KBSラジオ放送に出演し、“今回の南北首脳会談後、10月中旬や10月末頃に、北朝鮮の金正日総書記がソウルを答礼訪問するのではないか、または済州島を答礼訪問して、首脳会談を行うという話を聞いた”と明らかにした。

更に、‘誰に聞いたのか’という質問に、“それは私が話すことはできず、さまざまな情況を考慮し、11月初め頃に済州島で行うという話を聞いた”と付け加えた。

“今回の首脳会談で、国民が念願している核廃棄、軍備、軍縮問題などが達成されたら、ある程度大統領選挙に影響を与えるが、そうではない場合、影響はないだろう”と言い、“(金委員長の)済州島答礼訪問が、大統領選挙に多くの影響を与えるのではないかと心配”と語った。

イ議員はこの日、聯合ニュースとの通話でも、“前職の情報機関の高位幹部に、‘3回目の答礼訪問が済州島であるはずだという話が出ており、そうした前提条件で平壌に行くのだろう’と聞いた”と述べ、“元々は、金委員長が来なければならないのに、緊急だから先に行って、3回目は答礼訪問することにしたのだろう”と語った。

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また、“(この人から)既に20日前に南北首脳会談が9月頃に開催されるという話を聞いて耳を疑った”と述べ、“大統領選挙を控えて、ハンナラ党を殺すために、金委員長が10月末から11月初めに来ると言ったが、そのように思われる”と言った。

更に、“南北の現政権はすべて、ハンナラ党政権は絶対にだめだという共同認識を持っているので、これを阻むために利用できるカードはすべて利用しようと考えるだろう”と言い、“甚だしくは戦争説もある。西海岸や東海で、11月頃に交戦を通じて国家非常事態に向かわせる方法もあると聞いている”と付け加えた。