ところが、そんな電話帳を海外に売って一儲けしようとする人が後をたたないようだ。
(関連記事:情報売って一儲け!…北朝鮮当局の警告に住民大興奮)今まで、北朝鮮当局が固定電話の番号を変更したのは、わかっているだけでも2008年、2011年、2013年の3回ある。ある平壌市民は、RFAの取材に「よく変わるから、今まで何回変わったかは覚えていない、だいたい年に1回は変わっていると思う」と語った。
また、番号変更による混乱を防ぐためか、今までは国の行政機関や企業などの番号は対象から外されていたが、今回はそれらの一部も変更の対象となっているもようだ。もはや電話番号としての意味をなさない状況と言えよう。