北朝鮮の内閣機関紙・民主朝鮮は5日、日本の安倍晋三首相と河野太郎外相を糾弾する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。
論評は、日本の河野氏が「先日、ロシア訪問を控えて行ったインタビューで北朝鮮のロケット発射が前例のないレベルの脅威だの、全ての国際共同体との協力の下で平壌が自分の政策を変えるようにすべきだのと気炎を吐いた」と指摘した。
また、フランスの経済家たちと会った安倍氏が「北のミサイルがパリも射程に入れる、国際社会で一致して圧力を最大限まで高めなければならない」と力説したとした。
これに対して、「日本の醜態はわれわれの打撃圏内に自ら頭を入れる愚かな妄動にすぎない」と非難した。
さらに、「われわれの自主権を侵害する敵対勢力に対してはいささかの容赦もなく、それが誰であれ、どこに居ようと、一人残らず掃滅するであろう」と威嚇した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面その上で、「日本は、反共和国対決ヒステリーに狂って一寸の先も見通せず、自ら災いを招く愚かな妄動を直ちに中止すべきである」と忠告した。