北朝鮮の朝鮮中央通信は25日、第13回アジア欧州会合(ASEM)外相会合で「わが共和国の尊厳をまたもや侵害するいわゆる『議長声明』なるものが採択された」と非難する論評を配信した。

ミャンマーで開かれたASEM外相会合は21日、北朝鮮の核実験や弾道ミサイル発射を強く非難する議長声明を発表した。

論評は、「アジアと欧州のひとかどの外交巨頭らが一堂に会したASEM外相会議が、わが体制の実状と朝鮮半島の現実に対するひどい無知と偏見でいっぱいの『議長声明』を採択したのは、わが共和国の自主権と尊厳に対する正面切っての挑発である」と非難した。

また、米国が「わが共和国を狙ったもう一度の重大な軍事的挑発を繰り広げようとしていることによって、朝鮮半島情勢は一時も平穏な日がない」とし、「トランプ行政府に対しては一言も言えず、われわれの自衛的措置に対して『重大な脅威』だと騒ぎ立てたのは、会議の参加国が朝鮮半島核問題の根源と情勢悪化の責任が米国にあるということをはっきり知りながらも、現実に故意に顔を背け、わい曲したということを実証している」と指摘した。

さらに、「会議の参加国は、人民大衆中心のわが共和国についてどうのこうのとけなすべきではなく、白昼に主権国家を航空機と戦車で崩壊させ、『白人至上主義』を言いふらしながら有色人種をハエの命ほどにも見なさない特大型国家テロの元凶、世界最大の人権ツンドラである米国から問題視すべきであろう」と主張した。

その上で、「わが共和国は誰が認めようと認めまいと、名実共に世界的な核保有国として、米国の核威嚇を根源的に終息させ、朝鮮半島と世界の平和と安全を守るために正義の核をよりしっかりとらえてすでに選択した道に沿って力強く進むであろう」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

米国の不法非道な行為に便乗した法的責任から絶対に逃れられない 朝鮮中央通信社論評

【平壌11月25日発朝鮮中央通信】去る20、21の両日、ミャンマーで行われた第13回ASEM(アジア欧州会議)外相会議で神聖なわが共和国の尊厳をまたもや侵害するいわゆる「議長声明」なるものが採択された。

アジアと欧州のひとかどの外交巨頭らが一堂に会したASEM外相会議が、わが体制の実状と朝鮮半島の現実に対するひどい無知と偏見でいっぱいの「議長声明」を採択したのは、わが共和国の自主権と尊厳に対する正面切っての挑発である。

自主権と生存権、発展権を守るために取るわれわれの合法的で正々堂々たる自衛的措置を国際的な「脅威」に罵倒したばかりか、誰それのありもしない「人権」状況まで取り上げたことに対してわれわれは「議長声明」の当該内容を条目ごとに反論せざるを得ない。

米国が世界最大のホットスポットである朝鮮半島に3隻の原子力空母とB1B核爆撃機を送り込んだのに続いて、来る12月4日から1万2000人の米海・空軍武力と6機のF22ステルス戦闘機を南朝鮮に引き入れてわが共和国を狙ったもう一度の重大な軍事的挑発を繰り広げようとしていることによって、朝鮮半島情勢は一時も平穏な日がない。

このような事実は、朝鮮半島での核戦争の脅威は神聖な国連の舞台で主権国家の「絶滅」を言い散らし、わが国家と人民を「悪魔化」しようとやっきになっている希世の政治ごろ、ならず者の頭目であるトランプとその手先からきているということをあまりにも明々白々と示している。

朝鮮半島に核戦略装備をヒステリックに投入しているトランプ行政府に対しては一言も言えず、われわれの自衛的措置に対して「重大な脅威」だと騒ぎ立てたのは、会議の参加国が朝鮮半島核問題の根源と情勢悪化の責任が米国にあるということをはっきり知りながらも、現実に故意に顔を背け、わい曲したということを実証している。

会議の参加国が「平和的な外交的および政治的方法」によって朝鮮半島の恒久平和と非核化を達成しようとする意志を再確認したと言うが、米国のヒステリックな対朝鮮敵視政策と力の威嚇によって一触即発の核戦争勃発(ぼっぱつ)の危険が現実化しているこんにち、いかなる対話も成立しないということは三歳の童も知っている事実である。

法律的からも、道徳的からも深刻な問題性がある不法非道の「制裁決議」の「効果的で包括的な履行」をうんぬんした会議の参加国は、わが人民の生の権利と人権を無残に踏みにじろうとする米国の反人倫的、反文明的な対朝鮮制裁・圧迫騒動に便乗した法的責任から絶対に逃れられない。

会議の参加国は、人民大衆中心のわが共和国についてどうのこうのとけなすべきではなく、白昼に主権国家を航空機と戦車で崩壊させ、「白人至上主義」を言いふらしながら有色人種をハエの命ほどにも見なさない特大型国家テロの元凶、世界最大の人権ツンドラである米国から問題視すべきであろう。

わが共和国は誰が認めようと認めまいと、名実共に世界的な核保有国として、米国の核威嚇を根源的に終息させ、朝鮮半島と世界の平和と安全を守るために正義の核をよりしっかりとらえてすでに選択した道に沿って力強く進むであろう。---

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