北朝鮮の対韓国宣伝団体である朝鮮平和擁護全国民族委員会(平和擁護委)のスポークスマンは2日、米国と韓国が「反共和国侵略戦争騒動に狂奔している」と糾弾する談話を発表した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。
談話は、米国のマティス国防長官と韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防相が、第49回定例安保協議会で北朝鮮のミサイル問題や、米軍の最新鋭高高度迎撃システム(THAAD)の作戦運用、米韓合同軍事演習などについて謀議したと述べた。
また、米軍のジョセフ・ダンフォード統合参謀本部議長と韓国軍の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)合同参謀本部議長が、第42回米韓軍事委員会(MCM)で「北侵連合作戦計画である『作戦計画5015』の更新方案についても密談をこらした」と指摘した。