慢性的な経済難の中にある北朝鮮にも、金持ちは存在する。それどころか、社会主義的な計画経済が破たんしてなし崩し的な資本主義化が進む中、相当なスピードで貧富の格差の拡大が進んでいる。
北朝鮮の金持ちは、国際社会による経済制裁下においても、不自由のない生活を維持していると伝えられる。とくに、金正恩党委員長との距離が近ければ近いほど、その傾向は顕著のようだ、
(参考記事:金正恩氏が大金をつぎ込む「喜び組」の過激アンダーウェア)とはいえ、いくら金持ちであと言っても、そうした人々が海外で目立つようなことはほとんどなかった。