在イラン北朝鮮大使館が新築され、3日(現地時間)に開館式が行われた。朝鮮中央通信が4日に伝えた。
現在、世界各国にある北朝鮮の在外公館に対しては、核・ミサイル問題での制裁の一環として、規模を縮小させるよう米国などが現地政府に圧力をかけている。
そんな中、イランにおいて北朝鮮大使館が新築されたことは、従来から兵器開発などで協力関係にあった両国が、変わらぬ友好関係を維持していることを示すものと言える。また、米国のトランプ政権がイランに対して強硬姿勢を取っていることも、同国と北朝鮮が親密さを深めるのを後押しする可能性がある。
開館式には、北朝鮮側から崔希鉄(チェ・ヒチョル)外務次官、姜三賢(カン・サミョン)駐イラン大使、イラン側からエブラヒム・ラヒンプル外務次官らが参加。
崔氏は「両国間の戦略的な関係を変わることなく発展させていく」とする開館の辞を述べ、ラヒンプル氏も「朝鮮人民の闘争を積極的に支持する」と語ったという。
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