北朝鮮の祖国平和統一委員会(祖平統)は14日、「6・15共同宣言」発表17周年に際する声明のなかで、韓国の文在寅政権を非難した。
声明は、2000年に金正日総書記と金大中元大統領が会談して署名した「6・15共同宣言」と 2007年に金正日氏と盧武鉉元大統領が会談して署名した「10・4宣言」は、「歳月が流れても永遠に変わらない民族共通の統一大綱として残っているであろう」と強調した。
つづけて「しかし、南朝鮮の新当局者らはこの苦い教訓を忘却し、執権初日から不穏当な言行をこととし、もはや北南関係の前途を甚しく曇らせている」としながら文在寅政権に対する非難を展開した。