北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は10日、朝鮮中央通信の記者の質問に答える形で「米国が今回、またもや『カール・ビンソン』号原子力空母打撃団を朝鮮半島水域に投入しているのは、わが共和国に対する米国の無謀な侵略策動が重大な実践の段階に入ったということを示している」と指摘した。同日、朝鮮中央通信が報じた。
報道官は、「米国があえて『先制攻撃』だの、『首脳部除去』だの、何のとして軍事的選択をするなら、われわれは米国が願ういかなる方式にも喜んで対応するであろう」と強調。
また、「こんにちの峻厳な情勢は、われわれが核戦力を中枢とする自衛的国防力と先制攻撃能力を全面的に打ち固めてきたことがどんなに正当であったのかを再度はっきり実証している」としながら、核開発を正当化した。