韓国では、週末ごとに朴槿恵大統領の退陣を求める大規模な集会が開かれている。19日の集会には、全国各地で75万人(主催者発表)が参加した。
歴代大統領の中で、史上最低の支持率5%を記録した朴槿恵大統領だが、辞任を求める韓国国民の声には耳を傾けようとせず、大統領の座に居座ろうとしている。それに伴い、極右団体の動きが活発化しつつある。
ソウル駅前では、パクサモ(朴槿恵を愛する集まり)、オボイ連合、オンマ部隊など、80の保守団体が合同で朴槿恵大統領を支持する集会が開き、集会後には南大門までデモを行なった。参加者数は、主催者発表で8万人、警察発表で1万2000人に達した。一部には「参加者は10万人を超えた」と主張する者も現れた。