北朝鮮で起きた水害の被災者が、30万人に上るとの情報が浮上している。
水害は8月末から9月初めにかけて、北東部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)で発生。朝鮮中央通信は9月14日、「死者と行方不明者を含む人命被害は数百人に及び、6万8900人余りが屋外で生活している」と報じていた。
戦車で轢殺
ところが、韓国の民間シンクタンク、世宗研究所の鄭成長(チョン・ソンジャン)統一戦略研究室長が23日、北朝鮮消息筋から入手したとして聯合ニュースに伝えた情報では、実際の被災者の数は発表の4倍余りとなる30万人に達するという。