これまで、工事再開と中断を繰り返してきた北朝鮮の白頭山観光鉄道(三池淵線)。最近になって、また工事が再開されたことが明らかになった。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
両江道(リャンガンド)恵山(へサン)市の渭淵(ウィヨン)駅と三池淵(サムジヨン)郡のモッカ駅を結ぶ白頭山観光鉄道。一部区間は日本の植民地時代に完成しているが、線路を一部移設し、路線を電化、延長する工事が昨年から行われている。
当初は、3万人が動員され「2020年の完成」を目指していたが、完成目標が今年10月10日の労働党創立日に前倒しとなった。ところが、レールなどの資材が全く供給されず、工事が中断していた。