オランダ政府が、昨年廃業したアムステルダムの北朝鮮レストラン「ヘダンファ」のオーナーだった同国在住の韓国人ビジネスマンのジョン・キム氏に対し、多額の罰金の支払いを命じていたことが明らかになった。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が、オランダのAM5テレビの報道を引用し、報じた。
オランダのライデン大学の北朝鮮専門家、レムコ・ブロイカー教授によると、同国政府はジョン・キム氏が北朝鮮人従業員8人に対して、雇用許可に明示されていない資格外活動をさせたという理由で、1人あたり8000ユーロ(約92万5000円)、合計で6万4000ユーロ(約735万円)の罰金を徴収した。
一方、社会雇用省の担当者は、ヘダンファが労働許可証のない従業員を雇用したことが罰金の理由だと述べているという。