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北朝鮮の朝鮮労働党は10日、創立71周年を迎える。この日を前後して、北朝鮮が6回目の核実験を行うとの観測が、関係国の一部で出ている。

北朝鮮は今年に入り、金正恩党委員長の誕生日(1月8日)の2日前に4回目の核実験を行い、故金正日総書記の誕生日(2月16日)の9日前に長距離弾道ミサイルを発射。5回目の核実験を建国記念日(9月9日)当日に行うなど、主要な記念日にタイミングを合わせ各種の実験を行う傾向が見られる。

正恩氏は核実験やミサイル発射を行う上で、国威発揚や挑発などの効果に重きを置いているようには見えない。あくまで軍事的な技術開発を優先しているものと思われるが、その面でも、北朝鮮には早期に核実験を行う理由がある。仮に、すでに開発した核弾頭があるとしても、構造を標準化して大量生産に入るためには、さらなる技術的評価が必要と見られるためだ。