HOME > 連載 > 高英起の無慈悲な編集長日誌 > 金正恩氏が「公開処刑」を自分の「人気取り」につなげている 2016年10月03日 | 人権 金正恩体制下の北朝鮮で、庶民が吐露する「ホンネ」に揺らぎが表れている。 核兵器開発と弾道ミサイル発射に対する国際社会の制裁措置は、その効果の程度はどうあれ、北朝鮮経済の明日を苦しいものにしていることは間違いない。外から見れば、北朝鮮の庶民らは体制に対し、「いいかげんにしてくれ」と考えているのが当然だと思える。 人間を「ミンチ」に 事実、北朝鮮国内から漏れ伝わる庶民の声には、そのような内容のものが多い。 12