朝鮮中央通信は27日、欧州軍需企業の韓国への兵器販売について、「先鋭な朝鮮半島情勢はものともせず、ただ自分の財布を膨らせることにのみ没頭している」と非難する論評を配信した。
論評は、英伊企業のアグスタ・ウェストランドが最近、哨戒ヘリ「ワイルド・キャット」の韓国海軍への納入を開始したことなどに言及。さらに、「地下構造物破壊用ミサイルと無人攻撃機、230ミリロケット砲をはじめとする各種の戦争装備を販売するために南朝鮮の関係者と協商を行っている」としながら、朝鮮半島情勢を顧みず利益の極大化に走っていると指摘した。
そのうえで、「これこそ、平和と安全を願う人類の念願に対する露骨な挑戦であり、他人の火事に見舞われた家でズボンを乾かすような行為である」「欧州が真に平和を願うなら、偽善を捨てて行動を正しくせよ」などと主張している。