北朝鮮政府の幹部が、先日開催された朝鮮労働党第7回大会中に、酒をめぐるトラブルを起こし、党大会の会場からつまみ出されていたことが明らかになった。
平壌のデイリーNK内部情報筋によると、騒動を引き起こした幹部は、鉄道省の平壌鉄道局長と政治副局長。2人は、宿舎の「4.25旅館」でウォッカを飲み泥酔、他の参加者の部屋を訪ね歩いて騒ぎ立てた。
2人は、金正恩党委員長から名指しされ、党大会の会場からつまみ出された。同時に、代表証を没収され、参加者資格を剥奪された上で、出党(党からの追放)と更迭を言い渡された。現在は、当局の取り調べを受けている。