人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮の金正恩第1書記が9日、朝鮮労働党第7回大会を通じて新設された「労働党委員長」に就任したことがわかった。日本のNHKや共同通信、AP・AFP通信、中国の新華社通信などが報じた。

金正恩氏が党委員長に就任することは、金永南(キム・ヨンナム)最高人民委員会常任委員長が、複数の海外メディアとの取材で明らかにした。

労働党大会では初日、議題として「金正恩同志をわが党の最高位に推戴することについて議論する」としていたことから、「最高地位」の肩書きが新たにつくられ金正恩氏が就任する可能性が指摘されていた。

金日成主席は1949年から、「朝鮮労働党中央委員会委員長」をつとめたが1966年に廃止された。金正恩氏が新たに設けられた「朝鮮労働党委員長」に就任したのは、党中心の国家運営を行った金日成氏を踏襲する姿勢を見せる狙いがあると見られる。