韓国国防部の文尚均(ムン・サンギュン)報道官は26日、定例会見で、北朝鮮が第5次核実験の兆候を見せていることについて「(北朝鮮の)指導部の決定があればいつでも可能な状態」と述べた。韓国の聯合ニュースなどが報じた。
文報道官は、「(核実験の)時期については、兆候よりも指導部の決定が最も重要な要素になる。いつでも奇襲的に行う可能性がある」と述べた。
一方、発射態勢に入っていると見られている距離弾道ミサイル「ムスダン」の発射については、「(15日の発射で)失敗したため、技術的な補完が必要と判断している。もう少し時間が必要なのではないか」という見方を示した。