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国連安保理の対北朝鮮制裁決議「2270」に基づき、国連加盟国への入港が禁止されている北朝鮮の船舶が、自国の領海内だけで運航していることが確認された。米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が伝えた。

船舶の位置情報をリアルタイムで検索できる「マリン・トラフィック」によると、5日現在、制裁対象リストに上がった船舶27隻のうち、北朝鮮国外の港に停泊している船舶は1隻もないとのこと。

所在不明の船舶も

全ての船舶は、東海岸の元山(ウォンサン)港、西海岸の南浦(ナムポ)港に停泊、または双方の港を行き来しているという。