HOME > 北朝鮮 > 社会 > 北朝鮮、「死の行軍」と化した白頭山「聖地巡礼の旅」 2016年03月15日 | 偶像化 白頭山 北朝鮮で、毎年この時期に行われる行事の一つに「白頭山地区革命戦跡地への踏査行軍」がある。建国の父・金日成主席が率いる抗日パルチザン部隊が駐屯したとされる白頭山地区に点在する「革命戦跡地」を見て回る。その中でもハイライトとなるのが「白頭山密営」だ。 白頭山周辺の革命戦跡。家のマークが白頭山密営(画像:わが民族講堂) 北朝鮮の正史によると、白頭山はパルチザン部隊の司令部が置かれていただけでなく、金正日総書記が生まれた「聖地」とされている。しかし、実際は神格化のプロパガンダで、産地偽装ならぬ「生地偽装」の類いだ。 12