北朝鮮外務省は22日、北朝鮮で拘束された韓国系カナダ人牧師のヒョンス・リム氏に無期労働教化刑を言い渡した判決をカナダ政府が批判していることについて「驚がくを禁じ得ない」として非難した。スポークスマンが朝鮮中央通信の質問が答えた。
スポークスマンは、「われわれの法によって林賢洙に対する調査過程には領事接触を許さなかったが、調査が終わった後、特例的にカナダ代表団を招いて裁判にオブザーバーとして参加させ、彼との領事接触も実現させてやった」と指摘。
また、カナダはリム氏の行為について謝罪し、再発防止を図って当然だと主張。「彼を庇(ひ)護して盗人猛々しくわれわれに腕をまくってけなすことに対してわれわれは絶対に黙過できない」としながら、「カナダ側の不当で無礼な行為は、事態をより複雑にするだけである」と警告した。
北朝鮮の最高裁は16日、リム氏が北朝鮮の体制転覆を図ったとして無期労働教化刑を言い渡した。
朝鮮中央通信の記事全文は次のとおり。
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