当局の協力を得て撮影されたロシア人監督のドキュメンタリー映画が、大きな波紋を引き起こしている。英紙「ガーディアン」によると、北朝鮮当局が、この映画の上映阻止に乗り出したという。
北朝鮮当局が上映阻止に乗り出した映画「アンダー・ザ・サン」は、ビタリー・マンスキー監督によって製作されたドキュメンタリー映画だ。先月、エストニアのタリンで行われたブラックナイト国際映画祭で上映された。
衝撃的な舞台裏も撮影
映画は、「平壌では一般的」とされる家庭の日常を描いている。家の娘「ジンミ」が共産主義青年団に入る過程や、光明星節(金正日氏の誕生日)のお祝いを準備する過程など「日常の風景」が込められている。