北朝鮮は20日、若手の物理学者がイタリア・トリエステに本部を置く国際研究機関に会員登録されたことを朝鮮中央通信を通じて発表した。北朝鮮が、科学者個人の成果を本人の名前を挙げて発表することは珍しい。
研究機関は「世界科学院」(TWAS)と「国際理論物理学センター」(ICTP)の2つ。いずれもパキスタン人のノーベル物理学賞受賞者、アブドゥス・サラーム氏により設立された。
朝鮮中央通信の記事全文は次のとおり。
【平壌10月20日発朝鮮中央通信】朝鮮の青年科学者キム・グァンヒョン氏が、世界的に権威ある世界科学院の青年会員、国際理論物理センターの会員に登録された。
30代のキム氏は、国家科学院レーザー研究所の研究者、博士である。
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